寒くなったから、そろそろダウンジャケットを出して着てみようと
引っ張り出すと、あれ⁉汚れや臭いがしてることないですか。
これは、汗や皮脂、ホコリなどの汚れが原因で起こります。
着る前に、一度洗ってきれいにしませんか!洗濯機で簡単な洗い方が
できて、さらにダウンジャケットの「保温効果」が高まりますよ‼
また、シーズンオフで収納する前にも、きれいにしておきたいです。
ダウンジャケットは洗濯機での洗い方が簡単
ダウンジャケットは、直接肌に付けるものではありませんが、袖口や襟元などは
肌に当たる所でもあり、汚れやすいですね。
さらに、体から分泌された皮脂や汗、周りのホコリなどが、ダウンジャケットに
付くと、フワフワに空気を含んでいたダウンやフェザーが束になってしまい、
空気を含む量が減るので「保温力」が低下していきます。
汗や皮脂に雑菌などが付いて、臭いのもとにもなりますので、汚れが目立つときや
ボリュームが減り、暖かさがなくなったようなときは、それらの汚れが原因の場合
があるので、洗ってあげましょう。
«ダウンジャケットが洗濯できるかチェック»
ダウンジャケットの内側かポケットの中に「絵表示」がありますので、水洗い出来る
かをチェックします。
洗濯マーク・手洗いマークの表示があれば洗濯できます。
(手洗い不可マークは水洗い出来ないので注意しましょう。ドライマークがあれば
クリーニングはOKです。)
■平成28年12月1日から「取扱い表示」が新しくなります。
洗濯絵表示のマークが国際基準に統一されるので輸入物も
分かりやすくなります。こちらをご覧ください❣
«ダウンジャケットは洗濯機で簡単・便利に»
ダウンジャケットの絵表示が水洗いOKだったら、洗濯機を使って手洗い方法が
出来ます。
ダウンジャケットは、ボリュームがあり空気を多く含んでいるので、洗濯機で
自動運転しても、浮いたままで全体が洗えていないときがほとんどです。
こんな状態では、汚れも臭いも取れないので、洗濯機にお水を貯めて、タライの
ようにして押し洗いをします。途中脱水も2~3回しますので、洗濯機の方が
便利です。
■ダウンジャケットの臭いは取り除ける!?汗や皮脂の消し方と消臭洗濯の方法は❣
ダウンジャケットを洗濯するときは洗剤に気を付けて
ダウンジャケットの中の詰め物は、水鳥のダウンとフェザーがほとんどです。
羽毛は、髪の毛と同じたんぱく質からできています。
たんぱく質はアルカリ性に弱い性質を持っているので、中性のの洗剤を使って
ください。一般的に「おしゃれ着洗い」と言われる洗剤です。
各メーカーからいろいろ出ていますね!
ダウンジャケットの洗濯の洗い方をマスターしましょう
«洗濯機での洗い方»
①洗濯機にお水を貯めて、おしゃれ着洗いの洗剤を先に入れて混ぜます。
②ダウンジャケットを入れて、押し洗いの方法で、押して戻す、押して戻すを
ゆっくりと繰り返します。
③十分押し洗いが出来たら、排水して1分位の脱水をします。
④また水を貯めて、すすぎをします。この時も押し洗いをしてください。
⑤すすぎと脱水を2回繰り返したら、最後に水を貯めた中に柔軟剤を溶かして
ダウンジャケットを2~3分つけて、1分位の脱水をして洗濯は終了です。
⑥形を整えて、ハンガーに吊るして、日陰の風通しの良いところで乾かします。
⑦ダウンジャケットが大きいときには、物干し竿に広げて重さが負担になら
ないようにしてください。
⑧乾いたら軽くなるので、大きいものもハンガーに掛けて、中の羽毛を軽く
叩いて偏りをなくして平らにしてください。
⑨乾いてから、さらに2~3日は吊して乾燥させましょう。
⑩汚れも臭いも取れて、気持ちよく寒い日にきれますね。
«タライや洗面台での洗い方»
①洗面台やタライで洗える位の大きさのダウンジャケットを洗います。
水を貯めて、おしゃれ着洗いの洗剤を先に入れて混ぜます。
②ダウンジャケットをゆっくりと、両手で沈めるようにして押し洗いをします。
③十分洗えたら排水して、押しながら水切りします。
④③を2~3回繰り返して、すすぎの水がきれいになったら、柔軟剤に2~3分
つけてます。排水して押しながら水切りして、洗濯機で脱水1分位します。
片寄りがあると脱水が回らないので、ダウンジャケットををきれいに広げて
脱水すると、余計なしわもできません。
⑤ハンガーに吊るし、日陰の風通しのいいところで干します。
乾いてから、さらに2~3日はかけたままで、完全に乾燥させましょう。
今回のまとめ
ダウンジャケットは、しょっちゅう洗うものではないので、
洗うときは、ちゃんと洗ってあげたいですね。
清潔なダウンジャケットを着ると、「保温効果」も高まるので
汚れていないか、一度チェックしてみてください。