梨は、甘くジューシーな果汁がたっぷりで
シャリシャリした食感が梨の特徴ですね。
梨を食べるときは、皮も一緒に食べてますか!?
むいて捨てていますか?もったいない‼
梨の皮も食べた方がいいんです。
美容と健康のためにも、捨てないでください。
梨の栄養は皮に秘密がある!
梨の皮も食べることができます。というより食べた方がいいです。
丸かじりする果物には、りんごやぶどうなどがあり、皮の部分や皮と果肉の間に
栄養が豊富にあります。梨にも皮の部分と皮と果肉の間に栄養が詰まっているので、
是非食べてほしいです。
梨の皮に多い栄養の成分は!
特に皮には、ポリフェノールが含まれていて、ポリフェノールの持つ抗酸化作用で
活性酸素の働きを抑え、ガンなどの予防になります。
また、紫外線による酸化も抑える効果があり、お肌を守ります。
梨に含まれるアスパラギン酸は、疲労回復の効果があり、体の有害な毒素を排出して
筋肉などの細胞を作る役目をしてくれます。
栄養ドリンクにも入っているスタミナ剤です。
カリウムも含まれていて、ナトリウムと共に、細胞内の浸透圧を一定に保ち、高血圧を
防ぐ働きがあります。汗と一緒にカリウムも出てしまうので、不足すると夏バテの原因
になります。
また、余分なナトリウムを排泄する働きで、むくみの解消に効果があります。
このように梨の皮には、体に大切な栄養や美容効果が詰まっているので、食べた方が
良いですね。
梨には栄養はあるけどカロリーは高いの!?
梨のカロリーは、100g当たり約48kcalで、1玉200g~300gが普通サイズなので、
100kcal~150kcalになります。お菓子などを同じ100g摂ると500~600kcal位に
なるので、梨のカロリーが低いことが分かります。
おやつには、梨を皮付きで食べるとカロリーも抑えられて、美容効果も高まり、
水分量も多い(約90%)ので、水分補給にもなりますね。
梨の栄養成分
«梨・100g当たり»
►カロリー……..48kcal
►水分…………88g
►糖分…………10g
(ショ糖・果糖・ソルビトール・ぶどう糖)
►カリウム……..116mg
►食物繊維……..3.1g
►ビタミンA……25IU
►ビタミンC……4.3㎎
►カルシウム……9㎎
►ソルビトール
►アスパラギン酸
►プロテアーゼ(酵素)
■梨の品種でおいしい名前の種類は!人気の産地と特徴を~
梨の栄養は美容と健康に!
消化酵素でダイエット
梨は、生の状態ですりおろしたものを、焼き肉やプリコギなどの、漬け込みタレとして
利用しています。これはお肉を柔らかくするからで、梨に含まれるプロテアーゼという
酵素が、お肉のたんぱく質を分解して柔らかくして消化を良くする効果があります。
また、食後に梨を食べると酵素の働きで、食事の消化を助けてくれるのでダイエットに
効果的です。
体の機能を回復
▸梨には、多くのカリウムが含まれていて、体内のナトリウム濃度や体内水分の浸透圧の
調整をしますので、余分な水分や老廃物が排泄されやすくなり、むくみの解消になり
ます。また、体の熱を冷ます効果もあるので、熱中症対策にもやくだちますね。
▸ソルビトールは糖分に含まれ、冷涼感のある甘さで、のどの消炎に効果があります。
▸アスパラギン酸は疲労回復に効果があります。
夏バテや風邪の症状で体力が弱っているときは、胃も弱っているので、無理にご飯を
食べるより、休ませてあげる方が回復が早くなります。
こういう時に、「梨のすりおろし」などを食べると、体の熱をとり、炎症を抑えて、
疲労回復に役立ちます。
梨の栄養でお肌を守る
梨に含まれるビタミンAはβ-カロテンで、抗酸化作用があり酸化物からお肌を守る
効果があり、視力の維持や、皮膚や粘膜を守る働きをします。
ビタミンCは、お肌のハリのコラーゲンの合成を助ける働きがあります。
シミやそばかすを予防して、ストレス解消や免疫力の強化に有効です。
梨には食物繊維も含まれていて、血糖値の上昇を抑えたり、デトックス効果が期待
されます。
今回のまとめ
梨は、ジューシーでシャリシャリした食感が良いだけでなく、栄養価も高いことが
分かりました。
疲労回復や水分補給、美容のために食べたいですね。
梨も色んな品種があり、早いものは7月下旬から出回ります。そして、遅いものは
お正月のころまで楽しめます。
その月によって、色んな種類の梨を食べてみてください。
参考:🌟梨の品種でおいしい名前の種類は!
人気の産地と特徴を比べてナンバー1を探そう!