最近、指先が荒れやすい。
ささくれや知らない間に爪が割れてたりする。
お肌だけではなく、爪の先までお手入れしてあげましょう。
爪は大切な皮膚の付属器官です。
健康のためにも爪を大切にしましょう。
💛手荒れの原因と対策・手袋とハンドクリームで大事な皮脂膜を守りましょう!
爪は何のためにあるの?必要な栄養素は!
『爪は何のためにあるのでしょうか』
そもそも爪は、何のためにあるのか?
爪は皮膚の付属器官で、表皮の一番上の層の角質が、硬化し変化したものである。
髪の毛や体毛も、爪と同じように変化したもので、たんぱく質の一種であるケラチンで
出来ています。
『爪は大切な付属器官』
手や足の指の先端に、固い爪が付いていますが、爪が付いていることで、
指先を保護して、手で物をつかんだり、摘み上げたりできます。
足でしっかり歩く、走る、跳ねる、止まるなどの動作もスムーズに出来るのです。
とても大切な「角質器」(付属器官)です。
もし爪がなかったら、これらに力が入らずに、動作は上手くできなくなります。
さらに、爪の下部分には、毛細血管が集中していて、健康な爪はピンク色をしていると
いわれるのは、この毛細血管の色が透けて見えるからです。
貧血のときには、爪の色は血色が悪くなり青白く見えます。病院でも爪の色を見て
判断できる病気などもあるので、マニキュアなどは、取ってから受診するのがいいですね。
『爪に必要な栄養素を摂りましょう』
爪はケラチンで、水分や脂質も含まれていて、外的環境で変化します。
たとえば、冬の乾燥する時季やマニキュアなどを頻繫にしていると、水分量を失い表面が
荒れて割れやすくなる事があります。
爪はたんぱく質の一種のケラチンで出来ているので、良質なたんぱく質の肉や魚貝類、
乳製品、大豆製品などを摂ることが大切で、ビタミンA・B・Dも必要です。
また、爪は外的環境に左右されるので、外からの栄養は、オイルやクリームなどで、
乾燥を防ぎ保湿を心がけましょう。強い爪を作るのに効果的です。
『甘皮は必要で大切なもの』
成人の手の爪は、一日に約0.1㎜伸びます。
表に出ている爪を「爪甲(そうこう)」、皮膚に隠れている爪を「爪根(そうこん)」
といいます。爪は常に指先の方へ、押し上げられて成長しています。髪の毛と同じですね。
ネイルアートで、ジェルやマニキュアなどが映えるように、甘皮を取り除きますが、
ここの甘皮は、生まれたての柔らかい爪を、保護するための大切な場所です。
必要以上に取り除くと、きれいな爪が生まれてこなくなり、雑菌・バイ菌が入ると
腫れて化膿する場合もありますので、取りすぎに注意して、正しくお手入れしましょう。
また、深爪すると出血したり、バイ菌が入ると化膿して、爪ににも影響がでますので、
気をつけましょう。
爪の健康に必要ケアは<
『ささくれ、二枚爪、爪割れ』
ささくれ、二枚爪、爪割れ(乾燥が主な原因として考えられます。)
・出来てしまったささくれは、小さめの爪きりか専用のニッパーでカットした後
オイルやクリームで保護しましょう。雑菌が入らないように、器具は消毒液で拭いてから
お使いください。
・爪は三層からできているので、その上の層が剥がれている状態が二枚爪です。
乾燥し、爪が割れて、弱くなっているので衝撃を与えないようにしましょう。
爪の先だけ割れているときは、少しずつカットして割れている所まで、丁寧に
切り取りましょう。そのままにして置くと、引っかかったり衝撃で、亀裂が大きく
なります。
・甘皮を取り過ぎないようにしましょう。甘皮の働きは出来立ての爪を保護する役割りが
あります。
『縦線、横線』
縦線は、乾燥や老化が原因といわれています。肌と同じように爪も乾燥に弱いので、
指先までしっかり保湿しましょう。
横線は、栄養不足や爪の根元にダメージを与えてしまった時などに、現れるようです。
過剰な甘皮の処理でも出すいのです。
■保湿はオイル(ネイルオイル)を使うと効果的で爪自体が強くなります。
爪だけ保湿するよりも、爪の周りにある皮膚を保湿してあげると効果的です。
爪の周りの皮膚は、皮脂の分泌が少なく保湿力が弱いので、
クリームやオイルなどで、手と同じように充分保湿して乾燥を予防しましょう。
続けてケアーすることで、乾燥しないツヤのある弾力のある指先になります。
■気をつけたいのは、家事の仕事の時です。いくらケアーしても、刺激を
過剰に受けると、再生力は弱まるので、お茶碗洗い、お風呂の掃除などは、
必ず、ゴム手袋をしましょう。ハンドクリームをたっぷり塗っていても、
落ちる心配はなしです。
今回のまとめ
『健康的な爪』
①色の薄いピンク系の肌色
②爪の表面はキズがなくツヤがある
③弾力性がある
丈夫で健康的な爪を保つためには、栄養バランスのとれた食事を心がけ、
心身の安定・ストレス解消(自律神経の働き)も大切です。
ストレスの少ない身体は、自律神経の働きがよく、体温調調節のバランスもいいので、
血行もよくなり、栄養の吸収もよく、入眠もスムーズです。
結果、爪にも栄養が運ばれきれいな爪が作られるのです。
爪のためにも、規則正しい生活をしましょう。