日中の晴れた日は、注意して紫外線対策をしていますが、曇りや雨の日も、
紫外線は地上に降り注いでいます。
その日の紫外線の強さを示す「UVインデックス」というものがあります。
WHO(世界保健機関)が、紫外線対策として、UVインデックスの活用を
推奨しています。
これからは、天気予報と一緒に紫外線予報「UVインデックス」もチェック
した方がよさそうです。
uvインデックスと紫外線量を知る大切さ
《日中の紫外線量はどの位あるの?》
⛅うす曇の日…..80%~90%
☁曇りの日…….60%
☂雨の日………30%
地上に届いています。
雲の間から、太陽が顔を出している時は、「雲からの乱反射の光」が加わるため、
紫外線の量が増えるときもあるようです。
曇りの日でも注意したいですね。
《照り返しの紫外線》
日傘を差したり、帽子をかぶると日差しは避けられますが、道路や水面からの
紫外線の反射があります。
☀アスファルトや道路..10%
☀水面…………….10%~20%
☀砂浜…………….10%~25%
☀新雪…………….80%
多くの紫外線量が反射しています。
《山登りも紫外線に注意しましょう》
標高が1000m上昇するごとに、紫外線は約10%強くなるといわれます。
気温は1000m上昇するごとに、6℃下がるので山の上では涼しいのに
紫外線が強いことになりますね。
uvインデックスを用いた気象庁の紫外線情報
太陽光の紫外線は、UV-A、UV-B、UV-Cの波長があり、人体への影響は
波長で異なります。詳しくはこちらを!無視できない紫外線”
体に及ぼす影響を、紫外線の強さで分かりやすく表したものが「UVインデックス」。
WHO(世界保健機関)では、値をLOW(弱い)~EXTREME(極端に強い)
までの5段階に分けています。
《インデックスのUV指数》
□1~2・・・LOW(弱い)
□3~5・・・MODERETE(中程度)
□6~7・・・HIGH(強い)
□8~10・・VERY HIGH(非常に強い)
□11以上・・EXTREME(極端に強い)
・2以下は、安心して屋外で過ごせます。
・3~7は、なるべく日陰を選び、帽子や長袖、日焼け止めなどを利用しましょう。
・8以上は、日中は屋外活動をなるべく避けましょう。
太陽の位置が最も高くなるときが、紫外線が強い時です。UV指数が高いときは、
日傘や帽子、長袖、日焼け止めなどを使い、紫外線対策をしましょう。
uvインデックスを用いた日焼け止めの対策・目も守る》
白内障など原因の紫外線は目にも悪影響があり、白内障や紫外線角膜炎などになり
やすいといわれます。目を守るには
☆帽子をかぶると20%カット
☆サングラス・紫外線カットメガネは約90%カット
※濃すぎるサングラスは、視界が暗くなるので瞳孔が大きく開き、 側面から入る
紫外線が、水晶体に直接ダメージを与えるので注意してください。
最後に
紫外線は、長い間浴びることで「シミ」や「シワ」などの美容上困ることから、
「皮膚がん」や「白内障」などの、重い症状にまでなってしまう危険性があります。
現在は、子供の頃からのケアーの大切さがいわれています。
「UVインデックス」を活用して紫外線対策を心がけてください。