卵やバターなどに含まれるコレステロールは、
動脈硬化を進行させるので、摂る量を抑えましょう!
といわれていましたが、関係ないといわれます。
なぜでしょうか!?
また、糖質制限によって、コレステロールやダイエット
などが関係しています。
コレステロール値に卵は関係ない⁉
「卵は、1日に食べる量は1個までにしましょう」と言われてきました。
コレステロールを多く含む食品を摂ると、血液中のコレストロールが増え、
動脈硬化症となるといわれてきました。
しかし、コレステロールを含む食品を摂ると、肝臓はコレステロール
の合成をやめて、血液中のコレステロールは一定になります。
そして、コレステロールを含む食べ物の摂取が減ると、肝臓は
コレステロールの合成を増やし、血中コルステロールの量を一定にします。
このことから、コレステロールの摂取が増えても減っても、血液中の
コレステロールは変わらないことになります。
以上から「卵を食べる量に関係はない‼」ということになります。
マヨネーズも大丈夫! 心配しなくても良い⁉
バターや卵のコレステロールは大丈夫⁉
米国食事ガイドライン(2015年)は、脂を控えても動脈硬化を減らさない。
脂を控えても肥満症の予防にはならない。脂質摂取の上限については
勧告しない。」と方針がガラリと変わったといわれています。
日本の厚生労働省も「日本人の食事摂取基準(2015年)」で、健常者に
ついては、コレステロールを摂取する基準を設けていません。
また、日本動脈硬化学会も高LDL(悪玉コレステロール)血症患者を除いて、
厚生省の基準に賛同しているということです。
バターや卵などに含まれるコレステロールを、気にせずに食事ができるのは、
嬉しいことですが、摂りすぎは胃腸の負担にもなるので注意しましょう。
糖質制限でダイエットを‼卵のコレステロールは気にしない!
ダイエットを考えるときは、コレステロールよりも、糖質の摂取量を
コントロールするのが、成功のカギ📌のようです。
糖質の摂取量をコントロールすることで、血糖値の急上昇を防ぐことが
できます。
血糖値が高いと、糖が血管の内側を傷つけて、動脈硬化が悪化すると
いわれます。
血糖値の急上昇でインスリンも多量に出て、細胞に糖を送り込み
エネルギーになりますが、余分な糖質は、脂肪細胞に送られて、
脂肪として蓄積されます。
糖質の量を抑えることで、血糖値が緩やかに上昇し、動脈硬化の進行が
抑えれれます。
血糖値が緩やかな上昇のときは、インスリンの量は少なくなり、脂肪の
蓄積も少なくなります。
血糖値の急上昇が続くと、インスリンの分泌も増え、膵臓の負担も増えます。
そのため、膵臓の機能が衰えてくると、糖尿病のリスクも高くなります。
血糖値のコントロールをして、健康的にダイエットしたいと思った場合、
朝食・昼食・晩飯それぞれの糖質の量として、
1食あたり、糖質20~40g(糖質40g:おにぎり約1個分)
1日のおやつ分の糖質:10gまで!
糖質の総量は、70~130gと、いわれています。
※糖質を20g以下にすると、LDLコレステロールの上昇や集中力の低下、
体臭の悪化などが、心配されています。
特に脳の栄養源は糖質といわれるので、最低限は摂りましょう。
■糖質量をコントロールする必要があるもの
パン・麺類・ごはん・根菜類・くだもの・お酒(🍻ビール・日本酒)
●糖質を気にしなくていいもの
肉・魚・葉物野菜・卵・乳製品(バター、牛乳、チーズ、生クリーム)
お酒(ウイスキー、焼酎、ワイン)
今回のまとめ
コレステロールは、体内での合成によってコントロールしてくれるので、
気にしなくても大丈夫だということが分かりました。
糖質のコントロールをすることで、ダイエットはもちろん有効で、
LDLコレステロールにも関係するので、気をつけたいところです。
卵やバターも大丈夫‼とはいっても、食べ過ぎは、胃にも負担を
掛けてしまいますので、ほどほどが一番ですね。