血液サラサラと血液ドロドロには大きな差が
あります。食べ物で、血液がサラサラになる、
おすすめの食品をご紹介します。
効果的な栄養素を、食事などで摂る習慣ができ
ると、自然と身体は健康になっていきますね。
血液をサラサラにすると健康に‼食べ物は何がある❓
身体に必要な栄養素や酸素は、血液によって運ばれ、体の隅々まで
運ばれます。そして、不要な老廃物や二酸化炭素を体外に排出する
働きを、血液はしてくれます。
血液の流れが悪くなると、倦怠感や体調不良などの原因になります。
また、血液そのものがドロドロの場合も、血流は遅くなります。
血液がドロドロになる原因は、脂肪分、糖分、アルコールなどの
過剰な摂りすぎで、血小板や赤血球などの血液成分が、凝集して
固まりになったり、水分不足などもあります。
血液がドロドロになると、さまざまな病気の原因になるといわれ、
動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞など血栓によって起こる可能性が
あるのです。
ドロドロの血液は、高脂血症といわれ、悪玉コレステロールや
中性脂肪などです。
ドロドロの血液をサラサラにして、栄養の吸収や老廃物の除去が
スムーズに行われれば、病気のリスクも軽減され、疲労回復や
美容効果も上がります。
毎日の食事は健康の源です‼ 血液サラサラに効果的な食品を
ご紹介します。
血液サラサラの食品
納豆
納豆は大豆が原料の、健康食品の代表格です。
納豆には「ナットウキナーゼ」という酵素が含まれていて「血栓」を
分解する働きがあり、ドロドロ状の血液をサラサラにする効果があり
ます。
納豆はよく朝ごはんで登場しますが、「夜」食べるとさらに効果が
アップします。血栓のできやすい時間帯が、夜の18時~0時といわれ
ています。また、血栓を溶かすナットウキナーゼは、食後10~12時間
働くとも、考えられているので、晩ご飯などに食べることで、病気の
リスクを減らすことができます。
納豆を「夜」食べることで、成長ホルモンの促進や、腸内環境を
整える効果もあります。
ニンニク
スタミナ源としても有名で、特有の香りを活かして、さまざまな料理に
使われています。
ニンニクに含まれる香り成分「アリシン」は、冷え性や動脈硬化、血栓
を予防して血液をサラサラにする効果があります。また、免疫力を高め
てガンの予防にも効果があるといわれています。
ニンニクには抗酸化作用があり、有害な活性酸素を抑えて老化予防にも
役立ちます。
※アリシンは、すりおろしたり細かく刻んだりすると多く発生します。
※体に良い成分が多く含まれますが、摂りすぎると胃腸に負担をかけ
やすいので、1日に1~2片程度に抑えましょう。
玉ねぎ
玉ねぎを切ると、涙が出るのは、玉ねぎの細胞が壊れて「硫化アリル」
が発生するためで、刺激臭と辛味があります。
玉ねぎの刺激成分である、硫化アリルの一種の「アリシン」は、
血液をサラサラにする効果があり、血栓の予防になるといわれます。
抗酸化作用の働きで、動脈硬化やガンの予防にも期待されています。
玉ねぎは、消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにする働きがあり、
カリウムも豊富なので、高血圧の予防効果もあります。
お酢(黒酢)
黒酢の中には、アミノ酸が豊富に含まれていて、クエン酸やその他の
有機酸が、血液の中の血栓を取り除いて、血液をサラサラにしてくれ
るといわれます。
黒酢に含まれるアミノ酸には、血小板の凝集抑制作用・白血球粘着抑制
作用があり、血液がドロドロになって固まるのを防いでくれます。
黒酢により、血液がサラサラになることで、末梢血管の血液循環が良く
なり、栄養素が、身体の隅々まで行き届き、疲労回復・冷え性・貧血・
肩こり・美肌・便秘・ダイエットなど、さまざまな改善が見られます。
血液サラサラの栄養素
魚(青魚)🐟
光物といわれる魚で、さば・イワシ・まぐろなどの「青魚」🎣
青魚に豊富に含まれる「DHA・EPA」は、よく耳にしますが、
DHAは、記憶力を高め脳を活性化し、血液をサラサラにする効果もあります。
EPAは、血中の中性脂肪をを減らして、血栓の原因となる血小板の
固まりをつくりにくくする効果があります。
※魚は、良質な動物性たんぱく質が摂れて、大切な「主菜」になり
ますので、一日に一回以上は魚料理を食べましょう。
油・オイル
不飽和脂肪酸は、体内に摂りこんでも固まりにくく、血中の中性脂肪の
調整を助ける働きがあります。
オリーブ油などのオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)や、アマニ油やクルミ
などのα-リノレン酸、DHA、EPA(n-3系不飽和脂肪酸)は、血液サラサラ
効果が期待できるオイルです。
水分補給
成人の約60%は水分で、水分量が不足すると、血液がドロドロになる
原因をつくります。
食事にも、野菜や汁物、煮物、ご飯など多くの水分は含まれていますが、
食事中や、食事との間に、細目に水分補給をしましょう。
その他・効果のある食品
«大豆製品»
大豆サポニンが動脈硬化を改善
«ねぎ・ワケギ»
硫化アリルによる血液サラサラ効果
«黒ニンニク»
血栓の除去を促す作用があり 血液をサラサラにして動脈硬化や梗塞の予防になる。
«ショウガ»
ショウガオールが血行促進・抗酸化作用による血液サラサラ効果
«グァバ茶»
🍂ポリフェノールやタンニンは抗酸化作用が高く、老化の原因となる活性酸素を
除去する働きで、紫外線によるダメージをブロックする効果があります。
さらにアンチエイジンゲ、血液をサラサラにする効果が高いです。
«ポリフェノール・ナス»
抗酸化作用で、細胞の老化の予防で美肌効果、活性酸素を抑制するのでガン予防、
血液サラサラ効果もあります。その結果、血栓を防ぐので生活習慣病にもいいようです。
今回のまとめ
血液のサラサラ効果は、血栓を予防・改善する効果があるので、
毎日の食事で、健康な体づくりを心がけたいですね。
血流が改善されることで、冷え性や肩こりなど改善し、疲労回復も
早くなります。老廃物の排泄もよくなるので、新陳代謝が良くなり、
お肌の調子も整いやすく、肌トラブルの改善効果が期待できます。