さくらんぼは、早い品種は5月頃から
出回ります。
小さいのに存在感があるさくらんぼは、
有名な品種やおすすめの品種、甘い品種
など特徴があり、選ぶ楽しみもあります。
おすすめランキングでご案内します。
さくらんぼの人気品種は有名
「さくらんぼ」は、「桜の子=坊・さくらのぼう」➟「さくらんぼう」
とかわいい呼び名ですが、正式(植物学上)には「桜桃(おうとう)」と
いわれます。
「さくらんぼ」は、桜の木に生る果実ですが、よく見かける花見などの
桜の木には実は付かないですね。この品種の木は、ソメイヨシノや
ヒカンザクラなどで、観賞用です。
食用のサクランボの木は、主に「セイヨウミザクラ(西洋実桜)」が
多いようです。
他に「スミミザクラ(酸実実桜)」「シナザクラ」があります。
日本のお店で見かけるサクランボは、国産とアメリカ産です。
どちらも人気はありますが、アメリカ産は甘味を強く感じます。
国産は、甘酸っぱさがあり、繊細で上品な味わいが人気のようです。
さくらんぼの人気のある有名な品種には、
佐藤錦(さとうにしき)・紅秀峰(べにしゅうほう)・高砂(たかさご)
ナポレオン・南陽・月山錦(がっさんにしき)・豊錦(ゆたかにしき)
サミットなどあります。
さくらんぼおすすめ品種ランキング
佐藤錦(さとうにしき)
サクランボといえば「佐藤錦」といわれるほど知名度があり
「赤いルビー」と呼ばれています。
ナポレオンと黄玉の交配種で、山形の佐藤栄助氏により誕生し、
1914年に命名・品種登録されています。
乳白色の果肉は、酸味と甘みの絶妙なバランスで人気が高いです。
■5月~7月
■主な産地 山形県
紅秀峰(べにしゅうほう)
佐藤錦と天香錦の交配種で、1991年に登録されています
佐藤錦よりも一回り大きく、果肉はやや硬めのクリーム色で、
甘味が強く酸味はひかえめ、濃厚な味わいで人気の品種です。
■7月~8月上旬
高砂(たかさご)
高砂はアメリカ原産で、ロックポート・ピカロや伊藤錦とも
いわれます。
ジューシーで、ほど良い酸味と甘みがあり、人気の品種です。
■6月中旬~
ナポレオン
ヨーロッパでは古くから親しまれている人気の品種で、
佐藤錦やほかの多くの品種の親になっています。
ナポレオン・ピカロやロイヤル・アンともいわれます。
果実は、愛らしいハート形をしていて、果肉はクリーム色で
ジューシー❣ 糖度も高く濃厚な味わいです。
■6月下旬~7月上旬
■主な産地 山形県 青森県
さくらんぼ品種ランキング
南陽
南陽は、大粒のピンク色で、「サクランボの王様」といわれ、
大きさ・味・ツヤともに良く高級感があります。
ナポレオンの自然交配種で、果肉は硬めで甘味が強く
ジューシーです。
■6月下旬~7月下旬
■主な産地 北海道
紅さやか
果肉はやや柔らかく、サッパリした甘味が特徴です。
早生種のさくらんぼで、色付きが良いです。
■6月上旬~6月下旬
サミット
月山錦(がっさんにしき)
月山錦は、一粒が9g前後と大粒で、果皮は艶のある黄色
をしています。
果肉はしっかりしていて、酸味はなく甘味が強い特徴があります。
中国から入ってきた品種で、国内での生産量がは少なく
希少価値が高く、高級な果実として、贈答品などに人気があります。
■6月中旬~7月中旬ごろ
豊錦(ゆたかにしき)
早生種で、主に山梨県で栽培されていて、偶然発見されて
1986年に品種登録されています。
果肉は柔らかく、酸味が弱く甘味が強い
■6月上旬
■主な産地 山梨県
アメリカンチェリー
アメリカンチェリーは、輸入されているサクランボの総称です。
その中で、ピングやレーニアが多く輸入されています。
▸ピングは、果肉は濃い赤紫色で大きく、甘味が強いのが特徴です。
ワシントン州のピングは、大粒でおいしいと有名です。
▸レーニアは、国産さくらんぼとよく似た大粒です。
甘味が強く、果肉は柔らかい特徴があり、ワシントン州で
収獲されたものが輸入されます。
今回のまとめ
さくらんぼの品種も数多くあり、その中でも甘くて美味しい人気の
種類がありました。
一粒一粒は小さいですが、食べたときの美味しさは、忘れられない
感動です。
日本の四季と共に、楽しめる美味しい果物‼是非味わってください。