京都では、ひな祭りのイベントが神社やお寺で行われています。古都京都らしく、古来よりの
流し雛や十二単の着付け、琴の生演奏、桃のお守りなど、優雅で楽しい日になりそうです。
ひな祭りイベントは京都の市比賣神社 ひいなまつり❣
珍しいひな祭りで有名な神社です。人による「ひな壇」がつくられ、
男びな、女びな、三人官女、五人囃子が勢ぞろいし再現されます。
十二単の着付けの紹介・実演、雅楽による舞、平安貴族の遊びも披露
されます。
参加者は「女性:小袿(こうちき)」「男性:狩衣(かりぎぬ)」の姿で
記念撮影もできます。
運が良ければ、扇を投げて台にのった的を落とす遊びの「投扇興」や
双六などの遊びも体験できるということです。
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🔶日時 3月3日
🔶時間 13時~16時
🔶料金 一部有料
1000円(お守り、ひな茶の接待付き)
🔶市比賣神社
貴船神社 桃花神事
神前には、特殊神饌(しんせん)・お供え物が再現してあり、悪霊を祓う
とされる桃の花とこぶしの花が供えられます。
🔶日時 3月3日
🔶時間 11時~
🔶参列の受付は10時55分まで
🔶貴船神社
松尾大社 ひなまつり
神事の後に、松風苑の曲水の庭で、雅楽の調べと共に、流しびなの
行事が行われます。
その後は、宴会場でひな祭りにちなんだ、催し物があります。
🔶日時 2月28日
🔶時間 祭典 拝殿にて10時~
流しびな10時30分~
🔶料金 無料
ひな祭りは京都の上賀茂神社 桃花神事
上賀茂神社で行われる桃花神事(とうかしんじ)は、おごそかに神前に
草餅や桃の花・こぶしの花などのお供え物をして、無病息災を祈願
します。
儀式は、本殿の方の川前で参拝してから宮司の人たちが行列をつくり、
古来からの方法で、神前にお供え物(神饌・しんせん)をします
儀式には、一般の方も参列できます。
🔶日時 3月3日
🔶時間 10時~
🔶上賀茂神社
下鴨神社 流し雛
「流しびな」は、平安時代に始まったといわれて、子供の健やかな
成長を願い、小さな人形を子供の代わりに川や海に流して、災厄を祓う
行事です。
桟俵(さんだわら)の流し雛は、京の春の訪れとともに、毎年桃の節句に
境内に流れる御手洗川で行われます。
桟俵(さんだわら)の流し雛は、和紙で着物をつくり、顔は土を丸め胡粉
を塗った素朴な人形で、それに願いを込めて流します。
一般的には、桟俵を買って家に持ち帰り、一年間家に飾ったものを
流しますが、買ってその場で流してもいいそうです。
また、公募で選ばれた男女(ご結婚前)が、十二単に衣冠装束姿で、
「桟俵の流し雛」を境内の御手洗川で行います。
ほかに、琴の生演奏、にごり酒・甘酒の接待、雛人形が当たる抽選会
などがあり、多くの人でにぎわいます。
🔶日時 3月3日
🔶時間 受付 10時~
神事 10時30分~
🔶下鴨神社
京都ひな祭りは宝鏡寺・人形の寺
人形の寺「宝鏡寺」は、毎年ひな祭りを行っています。春の人形展の
オープニングとして、3月1日に華やかに開催されます。
春の人形展と秋の人形展があり、春は「京のひなまつり」として
歴代皇女ゆかりの人形や場面を設定した等身大の人形など、数多く
展示されています。
🔶日時 3月3日
🔶時間
🔶宝鏡寺
三十三間堂
三十三間堂の名前にちなんで、3の数の重なる3月3日は、法会が
行われ無料で公開されます。
「千体観音」を特設の高壇から拝むことができます。
華道池坊の献華式や青空説法などもあり、3日限定の女性専用の
「桃のお守り」も授与されます。
🔶日時 3月3日
🔶時間 9時~15時30分
🔶料金 無料開放
🔶三十三間堂
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今回のまとめ
京都のひな祭りは、内裏雛の男びなと女びなの位置が反対で、
向かって右側が「男びな」、向かって左側が「女びな」です。
京都は、今でも伝統を重んじる日本古来の並べ方です。