発酵食品である「味噌」の栄養成分が期待されている中、
糖尿病に効果があるといわれています。
味噌は地域によって種類があり、赤や白、米や麦、豆と
違いがありますが、何が効果的なのでしょうか。
さらに効果を上げるために、加えたい食材もご紹介します。
味噌は赤白栄養がある!効能は❓
味噌は、大豆、麹、塩を原料につくられる発酵食品です。
良質なたんぱく質やビタミン・ミネラルを含む大豆や
酵素の働きをもち、食物繊維豊富な麹、ミネラル成分の塩が、
混ざり合い発酵熟成される過程で、さまざまな成分も
増えていきます。
「味噌は医者いらず!」といわれ、体に必須なアミノ酸や
ビタミン、ミネラルなどを豊富に含む「発酵食品」です。
味噌の効能には‼
✦胃ガンの死亡率が低い
✦乳がんの発生率が低い
✦老化予防
✦骨粗しょう症の予防
✦血中コレステロール値を抑える効果
✦減塩効果
✦糖尿病の予防
※糖尿病の予防に効果的といわれる「メラノイジン」は、
注目されている成分です。↓↓
糖尿病に効くという味噌の種類⁉
発酵食品の味噌には「メラノイジン」という抗酸化物質が
多く含まれています。
「メラノイジン」は、味噌をつくる過程でできる成分で、
「糖尿病(Ⅱ型)」を予防する効果があるといわれます。
糖は、小腸で吸収されますが、メラノイジンがあることで、
糖の吸収を阻害し、食後の急な血糖値の上昇を抑える効果が
あります。
メラノイジンは、色の濃い味噌ほど多いといわれ、
特に「赤味噌」に多く含まれていています。
また、メラノイジンは、膵臓や肝臓機能をたかめて、
インスリンの分泌を盛んにし、血糖値を下げる効果も
あることが分かっています。
八丁味噌
愛知県岡崎市八帖町でつくられる「八丁味噌」は、
豆味噌の種類で、大豆の豆麹と塩を原料にします。
一般的な味噌は、大豆を茹でてつくりますが、
「八丁味噌」は高温で蒸してつくります。
高温で蒸すことで、すでに赤みがあり、大豆の糖と
アミノ酸が結合して、メラノイジンがつくられています。
それを、大きな木の桶で、2年以上長期熟成させることで、
メラノイジンがさらに増えていくのです。
■味噌の種類の特徴は個性的!!地域のおいしい赤や白、甘口辛口を探しましょう❣
参考にしてください↑
味噌の栄養効果をアップさせる食材
「豆味噌」がおもに食べられているのは、中京地域で、
糖尿病による死亡率も低いという統計が出ています。
メラノイジンを多く含む「豆味噌」は、味噌おでんや
みそ煮込みうどん、味噌カツ、味噌汁などに、
多く摂りいれられている健康食だったんですね‼
さらに、糖尿病を予防する食材と、組み合わせれば
効果がアップします‼
マグネシウムの多い食品で効果アップ❣
■アサリ、スルメ、干しエビ、かたくちいわし(煮干し)
■豆みそ、きな粉、
■あおさ、青のり、ワカメ
■ゴマ、アーモンド、落花生、くるみ
マグネシウムの摂取量が少ない人は、糖尿病の発症率が
高いといわれています。
マグネシウムを摂取することで、食後の急な血糖値の
上昇が緩和され、インスリンの効きめも改善されるこ
とが確かめられているようです。
■味噌の栄養成分はマルチ効果大!!味噌汁にできる効能と塩分を下げる作用❣
今回のまとめ
味噌のもつ効果は、無限大のように感じますね。
煮干しでダシをとった、アサリとワカメの
赤だしの味噌汁は、メラノイジンとマグネシウムが
たっぷりですね。
さらに、野菜やきのこ、芋類なども加えてつくる
味噌汁は、栄養のバランスが良くなり、減塩効果も
ありますので、具だくさんの味噌汁で食べてみて
ください