大根の栄養成分の効能は生と加熱で違うの!?どの部位を選ぶと賢いの‼

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大根の栄養成分には、どのような効能があるのでしょうか。
「生」や「加熱」の料理法で、必要な栄養価は増えたり、
減ったりします!! 1本の大根ですが、部位によって
大きな差があることが分かります。
味や目的に合わせて使い分け、美容と健康に利用しましょう。

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大根と葉の栄養成分の効能

大根は、根の白い部分は「淡色野菜」で、約95%が水分です。
特に栄養価は高くありませんが、胃腸の働きを活性化させる
「酵素」が含まれていて「重要な働き」をしています。

大根葉は「緑黄色野菜」で、カロチンやカルシウム・カリウム・
葉酸などが多く含まれていて、栄養価の高い部分です。
葉付の大根があったら、葉の部分も捨てずに調理して食べましょう。
油と相性のいいβ-カロテンなどが含まれているので、
炒めたりすると、吸収率が上がります。
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主な栄養成分と効能

●カリウム
体内の水分調節をして、ナトリウムなどの調整も行い、
高血圧や動脈硬化・脳梗塞などの予防効果があります。
身体のむくみの解消にも❣

●アミラーゼ(ジアスターゼ)
デンプンを分解する酵素で、胃もたれ・胃酸過多・胸やけなどの
予防改善をします。

●オキシターゼ
消化を助ける働きの酵素で、発がん性物質を解毒する作用があると
いわれています。

●イソチオシアネート
辛み成分で、血液をサラサラにする効果があり、抗がん作用や
抗菌作用があるとされます。

●カルシウム
葉や骨を丈夫にし、生成を促します。また、神経の働きにも
関係があります。

●β-カロテン
抗酸化作用があり、老化防止や皮膚や粘膜の健康維持、
視力の維持にも大切な栄養素です。

主な効果

ガン予防・高血圧予防・脳梗塞予防・動脈硬化予防
消化促進・胃もたれ予防改善など

大根の栄養成分の生と加熱では!

大根100gあたりの栄養成分

■エネルギー 18kcal
■水分 94.6g
■食物繊維 1.4g
■カリウム 230mg(210mg)
■アミラーゼ(ジアスターゼ)
■オキシターゼ
■イソチオシアネート
()は加熱後の数値の減少です
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大根の葉100gあたりの栄養成分

■エネルギー 25kcal
■水分 90.6g
■食物繊維 4g
■カロテン 3900μg
■ビタミンE 3.8mg
■ビタミンK 270μg
■ビタミンC 53mg(21mg)
■カリウム 400mg(180mg)
■カルシウム 260mg(220mg)
■葉酸 140μg(54μg)
■鉄 3.1mg(2.2mg)
()は加熱後の数値の減少です
熱に弱い・水に溶けやすいものは減る

大根は生で食べる❓加熱して食べる❓

加熱調理した大根や葉は、カリウムなどの栄養素は、
流れ出たり、ビタミンCのように熱に弱い成分もあり、
「生」で食べた方が栄養素を多く摂りこめました。
逆に、β-カロテンなど油溶性のビタミンは、
油で炒めたりすると、栄養素の身体への吸収
良くなるものもあります。

また、大根に含まれる「酵素」成分は、熱に弱いので、
胃腸の活性化や殺菌作用などを目的のする場合は、
生サラダや大根おろしで、食べると良いですね❣
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『でも、煮物やおでん、ぶり大根などの大根は、
味が染みていて柔らかく、幸せを感じる味です😋
多少の栄養素は失われますが、色々な食材と一緒に
煮込むことで、旨み成分が染み出て、その栄養も
お互いに吸収するので、栄養価は高くなります。
加熱により失われる水溶性のビタミンなどは、
ほかの食材で補って上げるのも、一つの方法ですね‼』

生より栄養価値のある切り干し大根

切り干し大根は、薄くスライスして、「天日干し☀」します。
それにより、ミネラル成分が濃縮されます。
«100g当たり»
■カリウム 3200mg
■カルシウム 540mg


大根の栄養成分は部位で違う⁉

大根のおいしい見分け方選び方のポイント~

葉とダイコンの根の栄養価の違い

大根は、「甘い」「辛い」があり、季節や品種・部位
よっても違いがあります。
そのため、大根の栄養価も部位によって差が出るようです。

一番の差があるのは、「葉の部分」と「白い大根の部分」です。
Ⅰ章・Ⅱ章でも分かるように、明らかな栄養価の違いが
ありましたね。
葉の部分にはミネラルが多く、抗酸化作用のあるビタミン類は
光合成をおこなう部位に多く、ダイコンの根には少ない成分に
なります。
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白い大根の部位

大根の葉の付け根側
硬めで辛みが少ない部位

大根の真中の部位
みずみずしく柔らかく、甘味の強い部位

大根の根の先の部位
辛みが最も強い部位で、辛味成分の
「アリルイソチオシアネート(芥子油)」が
多く含まれます。大根おろしにしたときなど
細胞が壊され、酵素に触れて精製されます。
■効能 抗菌作用・抗がん作用など

皮の部位

大根の皮の近くに辛味成分は多く含まれますので、
辛いものが苦手な人は、皮はすりおろさずに、
カットして食べると、細胞を壊さずに、
辛みを抑えられますね。
さらに、ビタミンCが豊富に含まれていますので、
■免疫力を強め風邪の予防になります。
また、コラーゲンの生成に関係しているので、
美容のビタミンといわれます。

『今回のまとめ』

大根は部位によっても、栄養価の違いがありました。
本来植物は、根から水分や養分を吸い上げて、茎や葉に
養分を蓄えます。
大根の白い部位は「根」になるので、葉の部分が
栄養価が高いのは当たり前なんですね😊
とはいっても、大根の部位も、大切な栄養や酵素成分
たくさん含まれていますので、葉の先から尖った根の先まで、
美味しく全部いただきたいですね。

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