果汁たっぷりの、よく冷えたすいか!!
シャリシャリとした食感!
夏の暑い日に食べる楽しみの一品!
西瓜(スイカ)は旬が夏です。
西から伝わったので「西瓜」は
むくみを取り、紫外線からお肌を守ります。
夏が旬の「西瓜」スイカの由来は
スイカは紀元前5000年には、すでにアフリカで作られていたといわれます。
インドからシルクロードを経由して中国へ、それから16世紀後半ごろに日本に
伝わっています。
「西瓜(シイグワ)」は中国の呼び名で、中国から見て西側の中央アジアから
伝わったことに由来しています。日本へもそのままの名前で伝わってきたのです。
「スイカ」と一言で言っても、種類が多く産地でも多品種が栽培されています。
大玉スイカ・小玉スイカ・黄色スイカ・太陽スイカ・でんすけ・角形スイカと
大きさ・色・味・形も違いが楽しめます。
黄色スイカは、クリームスイカとも言われていて、昔より糖度が高くなりおいし
くいただけます。
ちなみに、角形スイカは観賞用で甘味が少ないです。
熊本県、千葉県、山形県が収穫量が多く全国的に作られている果物(果実的野菜)
で、夏になるとみんな食べてるんだな~と感じますね。
スイカは甘くておいしい!だけでなく、身体にもとてもいい効果があります。
スイカでむくみ取り、紫外線予防
スイカはうり科の植物で、旬は夏です。
エネルギー……..37kcal
水分量…………89.6g
カリウム……….120g
βーカロテン…….830μg
シトルリン
カリウムやシトルリン(アミノ酸の一種)が含まれているのでむくみや利尿作用の
効果が期待できます。果肉よりも白い皮の部分に多く含まれるので、捨てずに炒め物
などで食べると効果的です。
果肉の赤いスイカの色素は、β-カロテンとリコピンが含まれていて、酸化を防ぐ効果
のある抗酸化作用があります。夏の強い日差しによる肌の日焼けや夏バテによる食欲
不振などは酸化の影響、抗酸化作用の働きで改善や予防につながります。紫外線の影響
は以外に強くて、一気に活性酸素が増えていきます。β-カロテンとリコピンの抗酸化
作用を上手に利用しましょう。
『農業全書』に「味よく暑気をさまし、酒毒を解し、渇きをやめ、多く食しても
人にたゝらずいさぎよき食物なり。・・・」
と記されています。昔からスイカは、単に食用だけでなく身体にいいものとして、
利用されてきました。
スイカは、捨てるところがなく果肉・皮・種と、すべてが有効に利用されています。
果肉(果汁)を煮詰めてアメ状にした「スイカ糖」は高い利尿効果で腎臓機能の
改善に役立ちます。
スイカの皮はコレステロールを下げたり、利尿効果があり、種は解熱作用がありま
す。このように薬用としても昔から利用されているので、ご家庭でも大いに利用し
てほしいです。
おいしいスイカを食べるには
スイカは追熟しないので、収穫あるいは購入する時に、しっかり熟したものを
選ぶといいです。
12度以上は甘いスイカ、13度以上なら十分甘いです。
《おいしいスイカの見分け方》
・スイカから出ている蔓(ツル)のところの1~2本の巻きひげの
根本まで枯れて黒く(茶色)なっている。
(家で作っていると参考になります。)
・叩くとボンボンと音がするのは完熟、ポンポンと音がすれば未熟
(聞き分けるのは難しいです。)
・スイカの地面側の白い部分が黄色くなっている。
・蔓(ツル)の付け根が少しへこみ、その周りが盛り上がる
《スイカはどこが一番甘いのか!》
スイカは中央が一番甘く、皮の方が甘味が減っていきます。
やはり、放射状にカットした方が均等に味わうことができますね。
スイカは冷やしすぎると、甘味が弱まります。8~10℃位が最も
おいしく感じられる温度です。
《スイカを凍らせて》
すいかをシャーベットやスムージーで食べると、冷たくておいしい!
皮と種を除いて、ジッパー付の保存袋に入れて口をしっかり閉じ、
その上から軽く叩いて潰して平らにして冷凍保存します。
最後に
「味よく暑気をさまし、酒毒を解し、渇きをやめ・・・」
と言うように、甘くてシャリシャリした食感がとてもおいしい。
夏場の、身体にこもった熱と渇きを、スイカの水分とカリウムなどの
ミネラル成分で涼めてくれる。お酒を飲みすぎた時は、利尿作用で
老廃物も一緒に出してくれる。
夏は民間薬として利用できそうですね!!