りんごの種類は多いですが、人気のある品種は何で
しょうか!ランキング10種類を、特徴や味などの
甘味・酸味・香りを比べて見てください。
自分好みの美味しいリンゴが、必ず見つかると思い
ます。真っ赤なリンゴや爽やかな青りんご、
グラデーション入りのリンゴ小さなかわいいリンゴ
などおすすめランキングで!!
りんごの美味しい品種人気ランキング
ふじ ①
国内で、最も多く生産されている品種で、「國光」と「デリシャス」の
掛け合わせで、1962年に命名登録されています。
「ふじ」の名前は、育成地の青森県藤崎町の「藤」と富士山のように
日本一になって欲しいという思いも込めて付けられたそうです。
果実は、甘味が強く酸味が少ない! 果汁が豊富で肉質はしっかりして
います。丸みがあり香が良い。
藤は完熟すると「蜜」が入りやすく「蜜入り」で贈答用として人気が高か
いです。しかし長期間貯蔵すると、品質低下でみつが果肉に吸収されて
しまうことがあります。
「サンふじ」は、袋を掛けずに栽培する方法で、日光をたくさん浴びる
のでさらに甘味が強く味も良いといわれます。
「葉とらずふじ」は、葉を取らずに栽培する方法で、日光がまばらに当た
るので、色ムラができます。
一般的なリンゴ栽培は、日光が果実にまんべんなく当たるように、葉を少
し取りますが、植物は葉から栄養をもらい蓄えるので、あえて葉を取らず
に育てています。そのために、食味が良くなることをアピールポイントと
しています。
🍎出荷 10月下旬~長期保存により8月頃まで(蜜入りふじ:晩秋~1月頃)
🍎重さ 300~400g
🍎食べ方 生食・スムージー・コンポートなど
つがる ②
「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」の組み合わせで、1975年に命名登録
されました。
甘味と酸味のバランスが良く、果汁が豊富でシャキシャキした歯ごたえが
特徴です。
「サンつがる」は、袋を掛けずに栽培する方法で、日光をたくさん浴びる
のでさらに甘味が強く味も良いといわれます。
※つがるは、果皮がべた付くものがありますが、これは天然の油で熟して
いるという証です。
🍎重さ 300g位
🍎食べ方 生食・スムージー・ジャム・アップルパイなど
王林 ③
福島県の大槻只之助氏の育成品種で、「ゴールデンデリシャス」と「印度」と
されています。1952年に命名され、現在でも「青りんご」で最も人気が
高いです。
甘味が強く酸味は弱く香りのいいリンゴです。果皮は黄緑色でやや縦長
ですが、シーズンの中ごろからは、果皮は黄色が強くなります。
王林は、表面の点々の「果点」が目立ちます。また、茶色いヒビのような
「サビ」というものが出やすく、ザラザラしますが、甘味が強く美味しい
とされます。
🍏出回り期 10月中旬~夏頃
🍏重さ 300g前後
🍏食べ方 生食・サラダ・スムージー・ジャム・コンポートなど
ジョナゴールド ④
「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」の組み合わせで、ニューヨーク生まれで、
日本に入ってきたのは1970年です。
甘味と酸味のバランスが良く濃厚な味わいで、シャキシャキした歯ごたえ
が特徴的です。
ジョナゴールドは、果皮がきれいな赤色なので、赤色が鮮やかものを選ぶ
と良いです。
名前の由来は、「紅玉」は英名で「ジョナサン」と言い「ゴールデンデリシャス」
のゴールドとジョナで「ジョナゴールド」になりました。
※完熟すると、表面に天然の油ができて、ツヤが出てべた付きを感じます。
🍎出荷 10月~長期保存で夏まで出荷されます
🍎重さ 300g~400g
🍎食べ方 生食・ジャム・コンポートなど
📌リンゴの「ワックスや蜜・長期保存」についてなど参考に見てください📌
🌟りんごの美味しい選び方と食べ方で健康!旬の時期と~~❣
りんごの美味しい種類の特徴
シナノスイート ⑤
「ふじ」と「つがる」の組み合わせで、1996年に品種登録されました。
果肉は柔らかめで、果汁が豊富! 甘味とほど良い酸味があり香りが
よいです。
シナノスイートは、色付きがよく鮮やかな赤色をしています。
また、完熟すると、表面に天然の油ができて、ツヤが出てべた付きを
感じます。完熟した目安なので、安心して食べてください。
🍎旬 10月
🍎出荷 10月~12月初旬
🍎重さ 300g~400g
🍎食べ方 生食・ジャム・りんごバター・アップルパイなど
■りんごの新品種は美味しい!!~~
陸奥(むつ) ➅
青森県生まれの「ゴールデンデリシャス」と「印度」の組み合わせで、1949年に
名称登録されています。
甘味とほど良い酸味があり、果汁が豊富です。形は縦長で、果皮の色は
ピンクっぽい赤色で、外観が美しいといわれます。
果皮の本来の色は、黄色~黄緑色ですが、袋を掛けて赤くしています。
収穫の約1か月前に、袋を外して日光に当てると、果皮がきれいな赤色に
染まり、とても美しいリンゴになるので、海外でも人気が高いそうです。
「サン陸奥」は、袋を掛けずに収穫しますので、黄色~黄緑色!
「絵文字りんご」
りんごに絵や文字が入ったシールを貼って、着色させます。
見た目が華やかで、贈答品や正月などのお祝いなどに人気です。
※大き過ぎると、味が薄くなる場合があるので、ほど良い大きさのものが
おすすめです。
🍏出荷時期 10月下旬~長期貯蔵で夏頃まで
🍎重さ 400g程度
🍏食べ方 生食・ジャム・コンポートなど
北斗 ⑦
青森県生まれで、「ふじ」と「印度」の組み合わせといわれ、1983年に
品種登録されています。
甘味の中に酸味が適度にあり、濃厚な味わいです。
完熟すると「蜜」が、入りやすくなり、「蜜入りんご」としても見かけ
ます。
「サン北斗」は袋を掛けずに栽培されたものです。
日光をたくさん浴びるので、さらに甘味が強く味も良いといわれます。
「ふじ」よりも半月ほど早く出荷されます。
🍎重さ 300g~400g
🍎食べ方 生食・サラダ・スムージー・ジャムなど
ぐんま名月 ⑧
「あかぎ」と「ふじ」の組み合わせで、群馬県生まれ・1991年に品種登録
されました。
甘味が強く酸味は弱く、果汁が豊富では歯ごたえがあります。
果皮が黄緑色から黄色で、一部分から半分くらいがほんのりと赤くして
いるのが特徴です。
成熟してくると、果皮が黄色くなり酸味も和らぎます。
※完熟すると「蜜」が入りやすい品種です。
群馬県以外では「めいげつ」「名月」と言われることもあります。
北海道では、「ななみつき」で商標登録でブランド化しています。
🍏重さ 300g~350g
🍏食べ方 生食・スムージー・ジャム・コンポートなど
りんごミニ品種で甘味の種類もあり
アルプス乙女 ⑨
直径が5㎝位のミニサイズのりんごです。「ふじ」と「紅玉」を混ぜて
植えている農園で、偶然できた品種で、1968年に命名されたそうです。
遺伝子の分析で「ふじ」「ひめリンゴ」の組み合わせだといわれます。
甘味の中に酸味があり、果汁も豊富で、可愛いサイズですが味は
しっかりあり、小さくて食べやすいという利点から、縁日などの
「リンゴ飴」にも使われています。
🍎重さ 30g~50g
🍎食べ方 丸かじり・焼きリンゴ・リンゴ飴など
ミニふじ ⑩
青森県三戸町の水野益治氏による品種です。
「ミニふじ」は、「アルプス乙女」よりも少し大きく、外見は「ふじ」と
よく似た形や色をしていて、甘味もしっかりあります。
ミニふじの生産は、三戸町の水野さんの農園で栽培されていて、
希少価値の高いリンゴです。
🍎重さ 60g~90g
🍎食べ方 丸かじり・焼きリンゴなど
今回のまとめ
りんごは、長期保存ができるものもあり、旬を迎える秋から
翌年の夏の頃まで、楽しめる果物です。
品種改良されて、私たちが「美味しい😋」と思うリンゴが
多くなりました❣ うれしいことです。
りんごは、皮にも栄養が詰まっているので、捨てずに一緒に
食べつくしてほしいと思います。また、コンポートにした
ときは、お好みでシナモンを振りかけると美味しいです。
また、ジャムを作るときは、レモン汁を入れることで、
とろみと酸味がきいて、味のポイントに!