温州みかんの種類・品種は、産地のブランド化も
多く、甘く美味しいですね😋
「じょうのう」「砂じょう」はみかんの一部分の
名称で、ここを食べると、身体の健康維持に
おおいに役立つようです。
そして、骨粗しょう症にも効果を発揮しているの
です‼さらに「みかんの皮」にも秘密が‼
温州みかんの種類は!
中国の温州にちなんで、「温州みかん」と名づけられましたが、温州は
原産地ではなく、日本生まれとされていて、鹿児島県の長島で古木が
発見され、昭和11年に、樹齢300年推定されました。また、江戸時代の
古文書などを照合・調査した結果、日本原産とされています。
明治以降栽培が盛んになり、欧米でも「サツマ」「ミカン」と呼ばれ、
親しまれています。
温州みかんの種類!4つの品種🍊
温州みかんは、収穫時期により、大きく4つの品種に
分けることができます。
・«極早生温州みかん»・9月~10月
・«早生温州みかん» ・10月~12月
・«中性温州みかん» ・11月~12月
・«普通温州みかん» ・1月以降~
温州みかんは、品種名で売ることは少なく、地域の名前などを
ブランド化して販売することが多いです。
🍊愛媛県・・「味ピカ」「日の丸みかん」「真穴みかん」
🍊長崎県・・「味っこ」「出島の華」
🍊愛知県・・「みはまっこ」
🍊熊本県・・「河内みかん」「」
🍊静岡県・・「青島みかん」「三ケ日みかん」「ミカエース」「マルマみかん」
🍊宮崎県・・「日南の姫(ひなのひめ)」
🍊和歌山県・「紀のゆらら」「有田みかん」「新堂みかん」「田村みかん」など!
小みかん
温州みかんより、歴史の古い「紀州みかん」があり、「小みかん」と
呼ばれています。中国から熊本へ、それから和歌山県に伝わり、多く
生産されるようになり、「紀州みかん」と呼ばれるようです。
🍊鹿児島県・・「桜島小みかん」
🍊熊本県
🍊和歌山県
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温州みかんの保存方法
直射日光や暖房の当たらない、風通しの良い涼しい所に
保存しましょう。
箱で購入した場合は、キズやカビ、痛んだものがないか
チェックして取り除き、ふたは開けたまま保存します。
早い時期のもの(極早生・早生)は、日持ちが1週間程度
なので、早めに食べた方が良いですね。
12月頃になると、2週間位は日持ちするようですが、
日にちが経つと共に、味も落ちますので早めの食べるのを
おすすめします😋
温ミカンんのじょうのう(薄皮)・サジョウも!
「じょうのう」は、ミカンの房の袋・薄皮の部分(半月形)で、
「砂じょう(サジョウ)」は、じょうのうの中のつぶつぶの果肉
の部分です。
じょうのう・サジョウ、さらに白いスジも、身体の健康維持に
効果的なので、果肉と一緒に食べると良いといわれます。
温州ミカンの主な栄養成分
=100g当たりの栄養成分=
●エネルギー 46kcal
●糖質 11g
●食物繊維 1.0g
腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を正常にする効果があります。
食物繊維のペクチンが、「白いスジ」にもたっぷり含まれますので、
一緒に食べましょう‼
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●ビタミンC 32mg
ミカン2個で、1日分を摂取できます。
●クエン酸
柑橘類に共通して含まれている酸味の成分で、疲労回復に効果的です。
●β-クリプトキサンチン
オレンジ色の色素成分で、柑橘類の中でも温州ミカンに多く含まれます。
●リモネン
ミカンの果皮にある、ツブツブ(油胞)に多く含まれる香り成分で、
苦みの正体。
●シネフリン
無色無臭の物質で、皮や薄皮に含まれて、市販のオレンジジュースにも
あります。脂肪を分解し、エネルギーに変える効果が高い成分です。
●ヘスベリジン
フラボノイドの一種で、皮に多く含まれます。
🍊温州みかんは、ビタミンCの宝庫!風邪の予防や肌荒れの改善・
コラーゲンの生成に関係がある美容効果の高い成分です。
また、じょうのう膜(薄皮)にも、ペクチンが多く含まれていて、
便秘の改善に作用します。
「ヘスベリジン」は白いスジや袋にも含まれ、動脈硬化・高血圧の
予防効果があるといわれています。
じょうのう(薄皮)・サジョウ(ツブツブ)↓・白いスジは、できるだけ
食べましょう!
温州みかんで骨粗しょう症の予防に‼
温州みかんに含まれる「β-クリプトキサンチン」は、果物の中でも、
含有量が多く、皮にも多く含まれ、体内に入ると、ビタミンAとして働き、
皮膚や粘膜を強化し、視力保持に役立ちます。
また、抗酸化作用の働きで、老化防止やガン予防にも期待されて
います。
さらに、「骨粗しょう症の予防効果」期待できるらしいといわれて
います。
果樹研究所の研究発表で「β-クリプトキサンチン」が、骨を増やし
減少抑制していると考えられ、毎日4個のみかんを食べる人は、
β-クリプトキサンチンの血中濃度が高く、毎日食べない人よりも、
骨粗しょう症の発症率が低いという結果が出ているそうです。
凄い結果ですね😲
特に、女性の閉経後のホルモンバランスの崩れは、骨粗しょう症の
リスクが高くなるので、おすすめしたい成分です❣
「β-クリプトキサンチン」は、温州みかん1個当たり、1~2㎎位
含まれていて、レモンやグレープフルーツの60倍の量になるそうです。
そのほかにも、みかんを多く食べる人は、生活習慣病のリスクが
低くなるという研究結果が、農研機構果樹研究所と浜松医科大など
のチームにより、2016年3月に確認されているといわれています。
これも、「β-クリプトキサンチン」の血中濃度が高い人ほど
効果的だそうです‼
今回のまとめ
温州みかんは、「こたつみかん」と言われるくらい、
身近なフルーツです。
改めて、身体への健康効果が分かってきたので、
食後やおやつなどに食べて、病気に負けない体を
つくりましょう!!