お風呂は毎日使う場所!
だからこそ、いつも綺麗にしておきたいですね。
お風呂の掃除はしているのに、カビが生えやすいと思ったら
換気を疑ってみてください。
効率のいい換気をすれば、カビは見なくなりますよ。
お風呂上りは換気、熱冷シャワーでカビの好む環境を作らせない
お風呂が終わったらすぐに換気扇を「強」にして運転させます。
換気扇をONにするのにドアを開けますがまた閉めましょう。
これは浴室の蒸気を脱衣所やほかの部屋へと行かないように
するためです。
次にシャワーの圧を強くして壁や床などの、石鹸やシャンプー
などの飛び散りを洗い流すのですがこの時のシャワーの温度は
50℃位に設定すると、入浴中の飛び散った汚れが流れやすく
カビの発生を防ぐ効果があると云われています。
その後は、シャワーを冷水シャワーに切り替えて、再度壁や床に
シャワーを掛けます。
これは浴室の温度を下げてあげることで、カビが好む環境の
高温多湿を作らないということ。
カビが発生しやすい温度は20℃~30℃で特に25℃前後で
活発に発生します。
但し30℃以上になると発生は衰え始めて36℃以上ではほとんど
発生が止まると云われています。
(カビは5℃~35℃の間であれば活動しますので冷蔵庫の中
にもカビは発生します。)
湿度は80%以上あればカビの発生に繋がりますので、
この後の換気について説明しますね。
湿度を一気に下げるには、浴室の蒸気を強制的に外に出して
あげることです。
そのためには、浴室のドアを開けてしまうと蒸気が一気に脱衣所や
お部屋へと行ってしまうので浴室のドアは開けずに下の換気口だけ
開けて換気扇を強くします。入り口と出口を作ることでスムーズに
空気が流れて浴室の湿度が下がります。
ほかに換気扇がなくて窓がある場合は窓を出口にしてください。
湿気を外に出すにはお風呂場から離れた乾燥した部屋の窓を開けて
あげると空気の流れができます。しかし、気候や風の有無・方角も
関係し万全ではないので、そういう時は脱衣所・浴室方向に扇風機
をあてると外に湿気が出て行ってくれるので便利な使い方だと思い
ます。
季節や天候によっても違いますが、しばらくしてドアを開けた時に
空気の違いを感じなければ、温度や湿度は、脱衣所などと同じに
なって下がったことが体感できると思います。
でもカビは空気中の湿度よりに壁や床などの水反応しますので、
水滴を拭き取るか、完全に乾かす方が良いと思います。
その後、換気扇をそのまま使うときは、ドアを閉めるか少し開ける
かですると空気の流れが保たれます。
窓を開ける場合は浴室のドアを少し開けてください。外気の湿度が
高いときは逆効果になるので窓は閉めたほうがよさそうです。
完全に乾いたら、消毒用エタノールをスプレーしておくと、カビ
発生の予防の手助けになります。
★換気は家の中の掃除屋さん カビを防ぎ 手間を掛けずらくらく綺麗に!!
★お風呂の掃除は簡単に水垢と皮脂汚れカビまできれいになくなる!
★エアコンの簡単なお手入れと内部のカビ予防しましょ!!
こちらも参考にしてください。
換気扇を使ったときの電気料金
換気のための換気扇は浴室だけでなくトイレやキッチンにもあります。
2003年に「24時間換気システム」が法的に義務化されています。
住宅の気密度が上がってきているのと、シックハウス症候群など
の対策のためです。
それで、冬の結露によるカビの発生も問題になります。
換気をすることで、空気の流れを作り湿気がたまらないように
するのも、予防になります。
お風呂場の換気扇は、消費電力は20W前後
一ヶ月24時間つけっ放しにしても、
20W×24時間×30日=14.4KWh
1kWh=25.91円を計算すると373円
24時間換気のものだと、2~3Wのものもあり約56円ですむ。
お風呂の換気だけではなく、全体を考えても換気は必要ですね!
浴室のシャンプー容器もカビ予防を
お風呂ではシャンプー・トリートメントや色々な入浴グッズを
使いますよね。
それらにもカビは付きやすいので、定期的にお掃除をしてあげて
使い終わったら浴室と同じように乾燥させると綺麗な状態が保て
ます。
以外と見落としがちなのが、シャンプーなどの容器です。置いた
ままだと底がヌルヌルしてきますね。これもきれいに洗ってあげ
るといいですが、口の部分にもカビが生えやすく容器の中も入り
込みやすいのです。
容器内は使っていくうちに量が減り空間ができます。この空の
内側が湿度と浴室の高温で不潔になりカビができる可能性が
高いと云われています。
簡単に清潔に保つ方法は、シャンプーやボディーソープなどの容器を使い終わったら、
浴室の外に出すことです。
こうするだけで、容器の乾いている時間が長いのでカビは発生しにくくなりますよ。
置き場は浴室から手の届くところがいいですね。
お風呂に入ってから、無いことに気付いても大丈夫なように!!
詰め替えで使う場合はきれいに洗って乾燥させてから詰め替え用
を入れると清潔に使えるので安心ですね。
これは化粧品のローションなどにもあてはまりますので、詰め替え
を使う際は洗浄・乾燥をしてから使われるとお肌にも安心ですね。
お風呂のきれい!を保つために換気を上手につかいましょう!!