きのこの人気をランキングでご紹介!!
きのこは、焼いてよし、炒めてよし、揚げてよしの
美味しい食べ物です。上位ランキングの栄養成分も
いいこと尽くしです。
きのこの人気ランキングは!
=第1位=«エリンギ»
エリンギは独特の歯触りが持ち味で、手で裂いて焼いたり、ソテーや
煮物に!
=第2位=«椎茸»
シイタケは、生椎茸とそれを干した干し椎茸が美味しいく、出汁にも
よく使われています。シイタケの旬は春と秋です。
=第3位=«舞茸»
舞茸は歯切れがよく、うまみが強いです。てんぷらや炒め物、鍋料理に
利用されます。まいたけは「マイタケプロテアーゼ」というたんぱく質
分解酵素があり、細かく刻んだ生の舞茸を、肉にまぶしてから調理すると
硬いお肉も柔らかくなり旨みが増します。
=第4位=«しめじ»
ぶなしめじは、鮮度が良ければ生で食べることができます。
加熱調理してもプリッとした食感が楽しめます。
=第5位=«松茸»
日本のキノコの最高峰の松茸!!
そのまま焼いたり、松茸ごはん、土瓶蒸し、てんぷら・・・。
秋の味覚を満喫できる一品です。
美味しいきのこランキングの特徴は!
エリンギ=第1位=
エリンギは、地中海性気候のイタリアや南フランスなどの地域に自生する
きのこで、エリンギウムというセリ科の植物が枯れたところに生える為
「エリンギ」といわれるようです。そのため、日本では気候が合わないため
自生はなく、100%栽培になります。
エリンギは、ヨーロッパでは傘の部分を好みますが、日本では主に柄(軸)
の部分を好みます。エリンギは香りは弱く、味に癖がないので色んな料理に
合わせやすいです。
椎茸=第2位=
椎茸は、シイの枯木に生えるきのこで「シイタケ」といい、クヌギやナラ、
カシにも発生します。原木を使う「原木栽培」とおがくずを固めて使う
「菌床栽培」があります。
天然物や露地栽培は、春と秋に旬があります。
シイタケは、グルタミン酸などの旨み成分をたくさん含んでいますが、干す
ことで酵素が働き、さらに旨みが増してきます。
■干し椎茸の作り方は天日・オーブン・レンジ・冷蔵庫!あなたはどの方法⁉
舞茸=第3位=
舞茸のほとんどは栽培物で、天然の舞茸は数が少なく高価なものです。
舞茸は毎年のように同じ場所に生えるといわれ、大きいものだと10㎏以上
の塊になって生えています。
舞茸は生では食べられないので、必ず加熱調理してください。
香りがとても強いので、量を加減して、ほかの食材と調整してください。
舞茸には、特有成分の「マイタケDフラクション」があり、ナチュラル
キラー細胞を活性化させ、免疫力を高める働きがあり、抗がん作用があると
言われます。
しめじ=第4位=
ぶなしめじはブナの枯木や切り株などに生えるきのこです。
天然のものは秋が旬になります。
色は薄茶色で、傘は大きいもので15㎝ほどになり、一般的なものとは見た目が
かなり違います。
ぶなしめじは、新鮮なら生で食べられますが、あまり美味しいくないので、加熱
調理した方が美味しいく食べられます。
松茸=第5位=
松茸は、主に日当りのいいアカマツの林に生えます。
「マツタケオール」といわれる、独特の香り成分があり、日本では好まれていて、
高値が付きますが、海外ではこの香りが逆に臭いと感じられるようです。
松茸は人工栽培するのが難しく、天然のものを採取しています。国内では長野県
が生産量が多く東北や近畿・中国地方が産地ですが、中国、韓国、アメリカなど
からの輸入も多い。輸入物の多くは、かなり風味が落ちています。
松茸の旬は、9~10月が最盛期です。
きのこの栄養は!?ランキング上位の成分
ランキング上位のきのこに、含まれている主な栄養を成分別にご紹介!
◍食物繊維
◍カリウム
◍ナイアシン
◍カルシウム
◍マグネシウム
◍ビタミンD
◍アミノ酸
■干し椎茸の戻し方の時短はもったいない!!お湯は?薄切りスライスは?㌽は1つ❣
食物繊維が豊富!
きのこは、低カロリーで、ダイエット食としてもよく使われる食材です。
きのこ類は、野菜と同じような栄養成分が多いですが、生物学的には、
第三の生物群で「菌類」に分類されていています。
ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養を、豊富に含んだ低カロリー
食品です。
きのこ類は、不溶性食物繊維が多く含まれ、胃や腸の中で水分を吸収し
カサを増しながら腸の動きを活発にしていきます。また便を柔らかくし、
便通を良くして便秘の解消につながるなど、デトックス効果があります。
カリウムが!!
カリウムが豊富に含まれていて、ナトリウムと共に体内の水分調整や浸透圧の
調整をしたり、高血圧や動脈硬化の予防にもなります。
それにより生活習慣病の予防に期待されています。
不足すると、高血圧やむくみの原因になります。筋肉の収縮をスムーズにする
働きもあり、不足すると、痙攣や倦怠感、食欲の低下にもなります。
ナイアシンは!!
ナイアシンはニコチン酸とニコチン酸アミドの総称のことで、ビタミンB3とも
いわれ、水溶性ですが熱に強い性質を持ちます。
ナイアシンはたんぱく質や糖質、脂質をエネルギーに変えるのを助ける補酵素
の働きがあります。また、アルコールの分解や二日酔いを起こす成分(アセト
アルデヒド)の分解を助ける補酵素の働きもしてくれます。
※アルコールをよく飲む人は、ナイアシンが不足気味になるので、多く摂る
必要があります。
カルシウムは!
カルシウムは、99%が骨や歯として存在し、人体には欠かせない栄養素です。
心臓や体の筋肉の収縮にも、使われていて大きく関わっています。
また、神経の刺激伝達にも関係し、神経を安定させる働きをもちます。
«不足すると»
・骨粗しょう症
・神経が不安定でイライラ
・筋肉のけいれん
マグネシウムは!
マグネシウムは、たんぱく質の合成や骨や歯の形成、エネルギーの代謝にも
関与します。
カルシウムと共に骨や歯のもとになり、神経の刺激伝達にも関係し、神経を
安定させる働きをもち、頭痛の予防にも効果的です。
カルシウム:マグネシウムは、「2:1」の割合で摂るのが理想とされます。
各種酵素の働きを助ける働きをします。
«不足すると»
・集中力の低下・イライラ
・骨粗しょう症
・筋肉のけいれん・不整脈
・頭痛
ビタミンD2
キノコ特に椎茸は「ビタミンD2」の宝庫です。そして、食用のキノコ類には
ビタミンD2の元になる物質「エルゴステロール」という成分があり、日光に
当てることでエルゴステロールは「ビタミンD2」に変化します。。
椎茸を機械で乾燥させたものは、100g中20㎍以下ですが、日光に2時間
以上当てると数十倍にもなり、一度増えたビタミンD2の量は、ほとんど変わ
らずに保存できます(冷蔵庫内で半年)。
さらに「干しシイタケ」にすると、生の椎茸の10倍以上の食物繊維が摂れ
ます。
アミノ酸が多い!
アミノ酸はたんぱく質を構成する成分で「必須アミノ酸」も数多く含まれて
いて、体に必ず必要とされる栄養素です。
筋肉や血液、各細胞にたんぱく質が含まれていて、体を作っている主な成分
です。免疫の抗体としても働き、神経伝達にも深く関わっています。
ボディビルの人が、プロテイン(たんぱく質)を摂るのは、筋肉を強く大きく
するためのたんぱく質を、効率よく摂るためです。
今回のまとめ
きのこは私たちの食生活に馴染みの深い食べ物です。
何気なく食べているキノコ類ですが、栄養の宝庫です。
料理の際には、加えてほしいですね!!