「菌活」といえば「きのこ」の代名詞のような
ものですが、味が良く、歯触りもよく
様々な料理に使えます。
調理法を工夫すれば、効果的な食べ方が
できます。さらに栄養成分は、信じられ
ないほど多く含まれています。
きのこ菌活効果
きのこは生物学上、動物にも植物にも属さずに、「菌類」という生物群に属
しています。菌糸といわれる管状の細胞を持ち、酵素を体外に分泌して、
有機物を分解・吸収して生長します。
一般的にきのこの種類は60000種を超えるといわれていて、食用になるのは、
約200種類とされています。最近では栽培技術も進み、1年を通して食べれれ
ます。
色々なきのこがスーパーに並び、野菜と同じように食べられていて、きのこ類
は「天然もの」と「栽培もの」があります。
ハウスや室内施設で栽培される物は、温度や水などの管理のもとで育ちます
ので、年間を通して安定供給されます。「天然もの」のキノコは、主に「秋」
が旬のものが多く、香り高く、味もいい頃です。
効果・・免疫力アップ・腸内の活性化・生活習慣病の予防・肌荒れ予防
きのこの効果的な食べ方
●生で食べていいキノコは!
きのこ類で「生」で食べていいのは、新鮮なマッシュルームとぶなしめじです。
マッシュルームの生は、サラダやトッピングなどに使うと、味もよく歯ごたえ
も楽しめます。
また、ぶなしめじも、新鮮なものは生で食べられますが、あまり美味しくは
ないので、おすすめはできません💦
●加熱するなら!
きのこ類は、水分量が多いため、加熱することで水分が出やすくなります。
焼いたり、炒めたりするときは、強火で短時間調理をして、余計に動かさない
ことです。水分が出ずに、仕上がりがきれいで、栄養分を閉じ込めた状態で
食べることができます。
きのこは、菌そのものを食べることができるので、丸ごと食べたいですね!
●煮込み・スープに!
きのこ類は、うまみ成分が高い食品です!煮込むことで旨味が染み出て、
他の食材との栄養が絡み合って、相乗効果が期待できます。
うまみ成分が高いので、薄味に仕上げられて、減塩にもつながります。
スープには、栄養分が染み出ていますので、全部飲み干しましょう😋
●冷凍保存でキノコのうまみアップ!
キノコ類は「冷凍保存」できます。冷凍する場合は、石づきを切り取って
ほぐしてジップロックなどに入れます。
ほぐしておけば、使う分だけ取り出して、凍ったまま調理で切るので便利です。
さらに、冷凍することでうまみ成分の「グルタミン酸」が増えるので、美味し
さがアップしますよ。きのこって凄いですね‼
🌟🌟きのこの栄養と生の食べ方はあるの!成分を見れば分かる!見逃せない効果!
🌟🌟きのこの旬はいつ!秋の味覚といわれるほどの栄養効果があります‼
きのこ効果栄養
●ビタミンD2
キノコ特に椎茸は「ビタミンD2」の宝庫です。そして、食用のキノコ類には
ビタミンD2の元になる物質「エルゴステロール」という成分があり、日光に
当てることでエルゴステロールは「ビタミンD2」に変化します。。
椎茸を機械で乾燥させたものは、100g中20㎍以下ですが、日光に2時間
以上当てると数十倍にもなり、一度増えたビタミンD2の量は、ほとんど変わ
らずに保存できます(冷蔵庫内で半年)。
さらに「干しシイタケ」にすると、生の椎茸の10倍以上の食物繊維が摂れ
ます。
●食物繊維が豊富!
きのこは、ローカロリーで、糖尿病食やダイエット食によく使われます。
きのこ類は、野菜と同じような栄養素で使われますが、生物学的には、
第三の生物群で「菌類」に分類されていています。
ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養を、豊富に含んだ低カロリーの食品
です。
きのこ類は、不溶性食物繊維が多く含まれていて、胃や腸の中で水分を吸収
してカサを増し、腸の動きを活発に働かせます。また便を柔らかくして、便通
を良くし便秘の解消につながり、デトックス効果にもなります。
●アミノ酸が多い!
キノコは野菜よりも、アミノ酸が多く含まれています。
アミノ酸はたんぱく質を構成する成分で、「必須アミノ酸」も数多く含まれて
いて、体に必ず必要とされる栄養素です。
筋肉や血液、各細胞にたんぱく質が含まれていて、体を作っている主な成分
です。免疫の抗体としても働き、神経伝達にも深く関わっています。
●カリウムは高血圧やむくみに!
またカリウムが豊富に含まれていて、体内の水分調整や浸透圧の調整、
塩分濃度の調節をしたり、高血圧や動脈硬化の予防にもなります。
それにより生活習慣病の予防に期待されています。
不足すると、高血圧やむくみの原因になります。
●ナイアシンはお酒の好きな人には必要!!
ビタミンB3ともいわれ、水溶性ですが熱に強い性質を持ちます。
ナイアシンはたんぱく質や糖質、脂質をエネルギーに変えるのを助ける補酵素
の働きがあります。また、アルコールの分解や二日酔いを起こす成分の分解を
助ける補酵素の働きもしてくれます。
●カルシウムでイライラをなくす
カルシウムは、99%が骨や歯として存在し、人体には欠かせない栄養素です。
心臓や体の筋肉の収縮にも、使われていて大きく関わっています。
また、神経の刺激伝達にも関係し、神経を安定させる働きをもちます。
«不足すると»
・骨粗しょう症
・神経が不安定でイライラ
・筋肉のけいれん
●マグネシウムは神経を安定させる!
マグネシウムは、たんぱく質の合成や骨や歯の形成、エネルギーの代謝にも
関与します。
カルシウムと共に骨や歯のもとになり、神経の刺激伝達にも関係し、神経を
安定させる働きをもち、頭痛の予防にも効果的です。
カルシウム:マグネシウムは、「2:1」の割合で摂るのが理想とされます。
各種酵素の働きを助ける働きをします。
«不足すると»
・集中力の低下・イライラ
・骨粗しょう症
・筋肉のけいれん・不整脈
・頭痛
今回のまとめ
キノコの栄養効果には、驚かされます!
様々な料理に使えるきのこは、主役、脇役、隠し味にもなります。
うまみ成分が十分あり、栄養成分も豊富なので、毎日の食事に
利用してほしいですね。
キノコの菌活!を活用しましょう!