「菌活」という言葉は、もう認知されている言葉で「きのこ」も多くの菌を
持っています。ヘルシーでダいエットに良いといわれますが、栄養はある
のでしょうか!? 生の食べ方はあるの!? 実は「きのこ」には成分が多く
体に良い効果がありました!
Ⅰ「きのこは栄養あるの?生の食べ方はあるの? 」
きのこは、ノンカロリーでダイエットにはいいけど、栄養もなさそう。
という人がほとんどです。きのこ類は野菜の仲間に分類されますが、
生物学的には、第三の生物群「菌類」に分類されています。
ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養を豊富に含んだ低カロリーの食品
です。きのこ類は、食物繊維の多い食品で便通を良くして便秘の解消に
つながります。「干しシイタケ」にすると、なまの椎茸の10倍以上の
食物繊維が摂れます。
またカリウムが豊富に含まれていて、体内の塩分濃度の調節をしたり、
高血圧や動脈硬化の予防にもなります。
それにより生活習慣病の予防に期待されていて、菌類は免疫を高めて
くれる効果があります。
««きのこは生で食べていいの?»»
全般、きのこ類は、加熱料理して食べますが、マッシュルームの新鮮な
ものは「生」でサラダなどにして召し上がることができます。あまり
日持ちしないので2~3日以内に食べた方が良いようです。
「ブナシメジ」は鮮度が良ければ食べられますが、加熱調理した方が美味しく
頂けます。
ほとんどのキノコは、加熱調理が必要です。下痢や嘔吐・皮膚炎の原因に
なりますので気を付けましょう!
Ⅱ「きのこの栄養成分」
==きのこの100g中の栄養成分==エネルギー18kcal
«生シイタケ» «乾燥シイタケ»
水分………91g………9.7g
たんぱく質…3g……..19.3g
脂質………0.4g……..3.7g
食物繊維…..3.5g……41g
カリウム…..280㎎….2100㎎
ビタミンB1..0.1㎎….0.5㎎
ビタミンB2..0.19㎎..1.4㎎
ビタミンD2..2㎍…….17㎍
きのこ類全体でも、ほぼ成分は同じです。ほかに、パントテン酸
マグネシウム・カルシウム・ナイアシンを含みます。
Ⅲ「きのこの栄養効果効能」
««椎茸の栄養効果»»
椎茸は「ビタミンD2」の宝庫です。そして、食用のキノコ類には
ビタミンD2の元になる物質「エルゴステロール」があり、日光に当てる
ことでエルゴステロールは「ビタミンD2」に変わります。
椎茸を機械で乾燥させたものは、100g中20㎍以下ですが、日光に
2時間以上当てると数十倍にもなり、一度増えたビタミンD2の量は
ほとんど変わらずに保存できます(冷蔵庫内で半年)。
きのこのうまみ成分
きのこは、美味しい「おだし」が出ることで、様々な料理に使われています。
「おだし」はうまみ成分の一つです。
●昆布などの植物類….グルタミン酸
●鰹節などの動物類….イノシン酸
●椎茸の独特の成分….グアニル酸
●きのこ類は冷凍保存すると、うまみ成分のグルタミン酸が増えることが
分かってきました。
Ⅳ「今回のまとめ」
きのこ類は、低カロリーですが栄養効果は良いことが分かりました。
ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、ダイエットにも良いですが、
生活習慣病に効果的なので、健康管理に積極的に摂りたい食品です。
🌟🌟きのこ菌活の効果的な食べ方で栄養を丸ごといただきます❣
🌟きのこの旬はいつ!秋の味覚といわれるほどの栄養効果があります‼