お彼岸に美味しいおはぎを食べる理由は!?2016年秋はいつ!?秋分の日に旬の栄養を味わう!

スポンサードリンク

彼岸2
「おはぎ」は、和菓子の定番でもあります。昔から食べていた甘くて
美味しい親しまれた味です。
もうすぐお彼岸ですが、「おはぎ」は召し上がりますか!?
でも、なぜ「お彼岸」におはぎを食べるのでしょうか?
地域によっても、大きさや呼び名に違いがあるようですが、
本来はどのような理由があるのでしょうか。

スポンサードリンク

Ⅰ「お彼岸におはぎの理由⁉」

««おはぎとは»»
「おはぎ」は、うるち米と餅米を混ぜて蒸したものを、米粒が残るくらいに
軽くついて丸めて、小豆で作った「餡(あん)」で包んだものです。地域によっては、
餅米だけで作ります。
おはぎは、江戸時代の頃から甘いおはぎが作られるようになったので、
伝統的な和菓子なんですね。今は、炊飯器で、手軽に作ることもできます。

««花が由来する»»
地域によっても呼び方は違うようですが、「おはぎ」と「ぼた餅」は同じもので、
季節の花に由来するといわれます。
🌸秋の花の「萩(はぎ)」➟お萩・おはぎ
🌸春の花の「牡丹(ぼたん)」➟牡丹餅・ぼた餅
※萩の花は「秋の七草」の一つです。
彼岸5
七草ハギ
««なぜおはぎを食べるの❓»»
あんこに使われる「小豆」は、古くから悪いものを追い払う効果があるとされて
きました。「小豆」を栽培する際は、低温に弱く霜害を受けやすいので、霜が降り
なくなった頃、種を蒔くのが「春」で、収穫期が「秋」です。
まさに旬は秋で、「秋のお彼岸」に「おはぎ」は最高に美味しい時季です。

秋は、新鮮で皮も柔らかいので、小豆の形をいかした「粒あん」で作ります😋
春は、乾燥して保存してた小豆を、皮も食べやすいように潰して「こしあん」で
食べるのが一般的です。
また、大きさにも違いがあり、春の牡丹の花のように丸く大きいぼた餅!
秋の萩の小さい花弁ように小さい俵の形のお萩!つまり、ぼた餅とおはぎは、
基本的には同じ食べ物ですが、食べる季節が違うので呼び方を分けたのです。

Ⅱ「お彼岸のおはぎはいつ食べるの?」

««お彼岸の期間は»»
春のお彼岸➜3月の春分の日を中日に前後3日間の合計7日間
秋のお彼岸➔9月の秋分の日を中日に前後3日間の合計7日間

春分の日・秋分の日は、毎年同じ日ではなく変わるんですよ‼
天文学上の春分日・秋分日で「昼の長さと夜の長さが同じになる」といわれる日を
国立天文台が、太陽の位置を計算して決めています。実際は昼間の方が少し長いと
いいます。発表は、前年の2月1日にあり正式に決定されます。

仏教では、ご先祖様のいる世界(極楽)を「彼岸」、現在私たちがいる世界を
「此岸(しがん)」といいます。彼岸は「東」で此岸は「西」の位置になります。
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から上り真西に沈むので、彼岸と此岸が最も
通じやすい日になるといわれます。そのため、この時期にご先祖様の供養をする
ようになりました。

««今年の秋の彼岸は»»
2016年の秋のお彼岸⁂⁑*✳✴
『9月22日(木)秋分の日を中日』に、前後3日間で
彼岸の入り9月19日(月)~彼岸明け25日(日)の7日間です。

※「先祖をうやまい、亡くなった人をしのぶ日」として国民の祝日になります。
元々は春分の頃に豊作を祈り、秋分の頃に豊作を祝う、自然信仰から始まっている
ようです。のちに、仏教が入ってきてからは「秋のお彼岸」として先祖を供養する
意味になったといわれます。

««おはぎはいつ食べるの?»»
本来は『お彼岸の中日』に食べるようです。まずはお墓やお仏壇にお供えします。
その後で、家族みんなで食べるようですが、地域によっても違いはあるので、
必ずしも、この通りではないということです。地域信仰を大切にしていただき
たいと思います。
««暑さ寒さも彼岸まで»»
残暑・残寒は彼岸の頃まで続き、彼岸を過ぎるころには、段々と和らぐと
いわれます。
季節の変わり目で体調を崩しやすいので、旬の食材の栄養価の高い小豆を食べて、体に良い
栄養素を取りいれてほしいです。夏バテ予防には最適です❣

彼岸3

««小豆の栄養は»»
小豆は他の豆類と同じように、高たんぱく質で低脂肪、ビタミン・ミネラルも
多く含みます。約20%はたんぱく質で、栄養価が高いほか、赤い品種の皮には
アントシアニンが含まれていて、抗酸化作用が強く老化予防に効果的です。

«さらに有効なビタミン・ミネラル類»
・女性には嬉しい、赤血球を作り助ける・・・(葉酸・鉄分)
・疲労回復効果の・・・・・・・・・・(ビタミンB1)
・脂肪やたんぱく質の代謝を助ける・・・・(ビタミンB2・B6)
・抗酸化作用があり老化予防効果の・・・・(ビタミンE)
・骨や歯の形成に必要な・・・・・・・(マグネシウム・リン・カルシウム)
・味覚を正常に保ち、皮膚や粘膜を守る・・・(亜鉛)
・ナトリウムのバランスをとりむくみの解消をする・・(カリウム)

以上のように、豊富な栄養が含まれているので、女性だけでなく
お子様やご家族みんなで食べたいですね。


Ⅲ「お彼岸の秋分の日は我が家の美味しいおはぎ!!」

秋のお彼岸は、秋分の日におはぎを食べられますが、各ご家庭や地域によっても
「おはぎ」の形は様々です(*^^*)
いくつかご紹介します!

●我が家は直径10㎝のボール状で、野球のボールよりデカい!?
中は餅米を炊いて丸めて、厚さ2㎝の粒あんで包みます。おばあちゃん直伝!

●縦10㎝×横8㎝×高さ6㎝!あんこで包んで、きな粉・白ごま・黒ゴマを
まぶします。あんこは、甘さ控えめに粒あんで自分で作ります。

●地域で集まって、お鍋いっぱいのあんこから作ります。
縦6㎝×横5㎝×高さ4㎝の俵の形にします。

●縦8㎝×横6㎝×高さ4㎝のこしあんで、その上にきな粉をまぶします。

●もち米を丸めた中にもあんこを詰めて、外側もあんこで包みます。
甘くて美味しいです。毎年、おばあちゃんが中心になって作ります。
彼岸1
どれもおいしそうです😋 いっぱい作って、ご近所や親せきに配ったり、
地域の方達が集まって作り、お仏壇にお供えしたりと、昔からの行事・伝統
もあるようです。
理屈はともあれ、各地域・各家庭ごとに「美味しいおはぎ😋」があるのはいい
ですね。大切にしたいですね。

「今回のまとめ」

秋のお彼岸に食べるおはぎは、形や大きさや材料に工夫があって、
各家庭で作っている方も多く、参考になりましたね。
お彼岸にお墓参りや仏壇にお供えして、ご先祖さまに手をあわせましょう。
また、おはぎは栄養価が高く美容と健康に良いので、是非召し上がってく
ださい。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする