「右」のこめかみが、いつもズキズキ痛くなる(>_<)
痛いのは何が原因なの?
改善方法はあるの?
近年、頭痛のメカニズムも違う「説」が出てきています。
頭痛の原因 こめかみの右が痛いのは!?
「右」のこめかみに痛みがあり、脈を打つようにズキズキ痛くなる頭痛は、
「偏頭痛(片頭痛)」といわれます。
また「右」のこめかみが痛くなるだけでなく、両方が痛くなる場合もあるようです。
「偏頭痛」が起こるきっかけは、ストレス、ストレスからの解放、女性ホルモンの変化
睡眠不足、寝すぎ、天気の変化、アルコールなどの多くの原因があります。
また遺伝的な要素も考えられます。
«偏頭痛の症状»
◍10代から20代で発症
◍脈を打つような痛み
◍60%の人は片側の痛み
◍動くと痛みが増す
◍光や音に敏感になる(不快になる)
頭痛の原因は偏頭痛
こめかみが激しくズキズキ痛むときは、「偏頭痛(片頭痛)」の症状だといわれます。
また、こめかみから目にかけて、あるいはこめかみの両側から後頭部まで、脈を打つ
ように痛むときもあります。
«頭痛が起こるメカニズムの説»
偏頭痛は急激な血管の拡張により、周りの神経を圧迫して負担をかけることで、頭痛の
症状が出てくるといわれますが、まだ、完全に解明された訳ではないようですよ。
🌟ほかに、原因は「脳」そのものにあるともいわれていて、脳には片頭痛をおこさせる
場所があり、そこが刺激されることで、前兆や頭痛が起こる説があります。
🌟何らかのきっかけで「三叉神経」が刺激を受けて、その終末から炎症を起こす物質が
放出されて、血管の周りが炎症を起こし拡張します。それが三叉神経を上行して脳に
伝わり頭痛が起こるという説もいわれています。
🌟「前兆のある偏頭痛」と「前兆のない偏頭痛」があり、前兆のある人は20%~30%
の方があるといわれます。
前兆のある人は、偏頭痛の2~3日前から食欲が出てきて、あくびが出るなどの予兆が
みられます。前兆として、視野の中心辺りから始まりキラキラ光る境を持つ暗点
(閃輝性暗点:センキセイアンテン)や視覚症状、感覚が鈍くなる感覚異常などが、神経症状と
してあらわれるといわれます。
そして、これらの前兆が消えてから「頭痛」がはじまるとされているのです。
頭痛原因 片頭痛の改善
偏頭痛はストレスや疲労、睡眠不足、生活習慣の乱れなどが原因で起こります。
頭痛が起きるのは月に1回から2回、多いときは週に1回から2回起こる場合もあります。
偏頭痛の症状を和らげ、改善しましょう!
«片頭痛は冷やす»
症状があるときは、血管の拡張があるときなので、冷やしたタオルやアイスパック
などを、部位に当てて痛みが和らぐまで冷やしましょう。
«横になる»
アイマスクや耳栓が使えれば効果的です。
光や音を遮断して、横になると緊張した血管を元に戻してくれます。部屋は薄暗く
して、静かな所で安静にしましょう。
«マグネシウム・ビタミンB2»
偏頭痛の人に良いといわれるマグネシウムとビタミンB2です。
«マグネシウムを多く含む食品»
・アーモンド・ごまなどのナッツ類
・大豆製品
・海藻類
・野菜(主に緑黄色野菜)
«ビタミンB2を多く食品»
・レバー
・うなぎ
・乳・乳製品
・納豆
«カフェイン»
カフェインが拡張していた血管を収縮させる作用があります。
・コーヒー
・緑茶
・栄養ドリンク
«ストレスと週末»
規則正しい生活を心掛けましょう。平日のストレスから解放されたお休みの日の朝、
偏頭痛が始まったということが、あるのではないでしょうか。これは、平日の緊張に
よって収縮していた血管が、リラックスすることで一気に血管が拡張したためと考え
られます。さらに、朝食を抜いてしまうと、低血糖になり頭痛が起きやすくなります。
休日でも、起きる時間が極端に変わったり、朝食を抜いたりしないように心がけま
しょう。
«低気圧が原因の頭痛»
お天気に左右されます。低気圧いわゆるお天気が悪くなると、頭痛も起こります。
«低気圧の情報アプリ»
頭痛ーる:気圧予報で体調管理 – 気象病・天気痛対策アプリ
今回のまとめ
「右」のこめかみがズキズキ痛いときは「偏頭痛」の可能性が高いが、右だけでなく
両方、後頭部へも痛くなる症状が偏頭痛にはあるようでした。
改善点を一つでも多く取りいれて、片頭痛の改善予防に役立ててください。
※急な激しい頭の痛みの場合は、脳の病気が隠れている可能性があるようです。
脳梗塞や脳出血など、言語障害や手足のしびれなどの症状も伴う場合があります。
また、群発頭痛、くも膜下出血の場合もあるようです。安易に考えずに病院を
受診しましょう。